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矯正治療は大きく二つに分けることができます。
● 一期治療
まだ乳歯が残っている段階で行う矯正治療のことをいいます。年齢的には5歳〜12歳くらいになります。この時の治療は将来悪影響を及ぼす可能性のある悪い歯並びを治したりします。一期治療をいつ始めるか?あるいはするべきかどうか?などの判断は矯正専門医にお任せください。将来をしっかり見据えてその時に治療をするべきか否かの判断は経験のある専門医でないと難しいと思います。早く装置をつけることが全てよいとは限りません。一度ご相談ください。
● 二期治療
本格矯正治療とも呼ばれます。永久歯が全てでてきた段階で行う矯正治療のことをいいます。年齢的には13歳くらい〜成人になります。中学生・高校生の頃はまだ成長がありますのでそれを利用しながら治療します。成人は成長が終了し骨の変化はないので歯のみ動かすことになります。あまりにも骨格のズレが大きい場合は外科的矯正治療(手術を併用する矯正治療)の適応になります。基本的には永久歯が全てでていれば矯正治療はいつでも開始できます。むし歯や歯周病のリスクを少しでも減らすためにも早めにご相談ください。
● 装置の種類
唇側矯正とはブラケットを歯の表側(唇側、頬側)に付けて治療を行う矯正治療の総称です。
1.メタルブラケット
昔から矯正装置といえばこのメタルブラケットを言っていました。その名のとおり金属でできたブラケットです。
最近では見た目があまりよくないことから使われることが少なくなりましたが、丈夫で汚れがつきにくく信頼性の高いブラケットです。
▲ワイヤーを外した状態 |
▲ワイヤーを装着した状態 |
▲実際の口元 |
2.クリアブラケット
セラミックやプラスチックなどでできたブラケットです。
メタルブラケットに比べて目立たないので見た目に優れています。最近矯正治療をされる方のほとんどがクリアブラケットを選択されます。
目立ちにくい反面、強度がメタルブラケットに比べ劣るのと、汚れがつきやすい欠点があります。
▲ワイヤーを外した状態 |
▲ワイヤーを装着した状態 |
▲実際の口元 |
唇側矯正と同様にブラケットと呼ばれる装置とワイヤーを使って歯を動かしますが、装置を歯の裏側につけるので表面からはほとんど見えません。どうしても矯正装置が見えるのが嫌な方、矯正しているのを知られたくないという希望がある方におすすめします。
歯の裏側につくので舌にあたり異和感が強いのが欠点でしたが、最近はかなり小さくなったので昔より改善されています。
矯正用インプラントを補助的に使いながら唇側矯正あるいは舌側矯正で治療する矯正治療をインプラント矯正といいます。インプラント自体で歯が動くわけではありません。
矯正用インプラントは直径2mm、長さ10mm程度の「ネジ」で、歯を失ったときに埋める一般的なインプラントとは違います。埋め込む際の手術もごく簡単なものです(乳歯の抜歯より簡単です)。元来短期間(半年〜1年間程度)で外すことを前提に設計されており不要になればすぐに撤去します。
歯を非常に細かくコントロールできる装置は唇側矯正装置と舌側矯正装置になりますが、これらの装置と組み合わせて補助的に使用する矯正装置などをご紹介します。
▲トランスパラタルアーチ
▲リンガルアーチ |
▲クアドヘリクス
▲ムーシールド |
歯並びを治してあげることは親の責任
子供は自分の歯並びについてどこが悪いのかは分からないと思います。当然、矯正装置なんて絶対つけたくないはずです。
しっかりと歯並びに治してあげることは親の責任であり、愛情表現だと思います。
きれいな歯並びはお子さんへの最高のプレゼントです。
子供のときに矯正治療をすると以下のようなメリットがあります。
成人になってから矯正治療は遅すぎるのでしょうか?
そんなことはありません。大人になっても十分に歯は動きますし、当院では成人で矯正治療されている方が大勢いらっしゃいます。歯並びをよくしておけば将来的に歯を失うリスクが減ります。
矯正治療は時間がかかります。しかし、それに見合う価値が十分にあります。気兼ねすることなく人前で笑える、それだけでも素晴らしいことだと思いませんか?素敵な笑顔が相手に与える影響は果てしなく大きいと思います。どうしても装置が見えるのが嫌ならば目立たない装置もあります。
矯正治療をすると以下のようなメリットがあります。
→ 永久歯列期ならびに成人矯正についての詳細はこちらをご覧ください。
にいざわ歯科・矯正歯科医院は開院以来数多くの外科的矯正治療を手かげており多くの実績があります。
外科的矯正治療の特徴は歯並びと同時に横顔や正面の顔の歪みや曲がりも治せることです。矯正治療単独では口元の変化は可能ですが、上あごと下あごの位置はそのままですので、あごが曲がっていたり、極端に上あごや下あごがでている場合はそれらを改善することはできません。骨という土台のズレが大きいまま無理をして歯を並べても治療後の安定性に欠けるなどの問題がどうしてもでてしまいます。やはり土台のバランスがとれている方が歯並びも安定するのです。そういったことを考慮すると外科的矯正治療は非常に理にかなった治療といえます。また、あごに痛みがある方は手術をすることでその症状を軽減させることができます。
そして外科的矯正治療は健康保険が適応になります(顎変形症という病気と認定されるためです)。
かみあわせのみならず顔の歪みやあごの位置が気になる方は是非ご相談ください。
「美しい口元になりたい」「歯並びを治したい」と思っても、あの矯正装置を人から見られるのはどうしてもイヤだ、と二の足を踏んでいる人は多いのではないでしょうか。そんな人のために考案されたのが、外からは見えない「舌側矯正」(リンガル矯正)です。
歯の裏側に装置を付け、その装置にワイヤーとよばれる針金を通し、針金を調節したり交換したりすることによって歯を動かします。表側からは装置も針金も見えませんので周りに気付かれることなく、治療を進めることができます。矯正治療中に卒業式、成人式、結婚式、など記念に残る行事があっても、装置を気にすることなく写真を撮ることも可能です。
当院では舌側矯正治療も多く手掛けており症例も豊富です。見えないことは精神的に大きなメリットです。興味のある方は是非ご相談ください。
歯を支える歯槽骨に手術で意図的に刻みを入れることです。それによる炎症性反応を伴う治癒過程で早く歯が移動する症状を利用し矯正期間の短縮を図る新しい画期的な治療法です。矯正期間短縮効果は30%〜50%です。通常2〜3年の矯正治療期間が半年から1年ぐらいの短縮が見込まれます。但し症状や個人差により違いはあります。
これは1973年、最初に米国ロマリンダ大学教授Dr.寿谷が多くのデータに基づきコルチコトミー手法を発表しました。最近アメリカではAOO、PAOO、ウイルコドンティックとして成人から若年者にも盛んに行われています。
当院は多くの顎変形症の外科矯正を行っており顎骨手術により歯の移動が促進されるため一般矯正よりも早く治療は終了しています。
外科矯正の顎骨手術とは違い入院の必要はありません。これは局所麻酔下で歯肉を切開剥離した骨表面の皮質骨にライン状の刻みを入れる安全な外科処置で難しい抜歯より危険はありません。また、一度切られた骨は、自然治癒力により前よりも丈夫になる利点もあります。
骨に刻みを入れると聞いただけで恐ろしく思われるでしょうが処置は約1〜2時間で終わり、腫れや痛みは難しい抜歯程度の3日〜1週間ぐらいです。
但し歯肉を開けて骨がなく歯根が露出している部位には歯根を骨補填材で覆う場合もあります。
広範囲の場合にはPRP(多血小板血漿)の併用をお勧めします。
当院は以前よりPRPをインプラントや歯槽膿漏の手術に使用してきましたが、現在はヨーロッパのCE、アメリカではFDAの認可を受け、作成したPRPの体内への注入が許可されている世界で唯一のPRPキットを使用しています。
昨今PRPは顔のしわ取り美容医療に盛んに使用されている自分の血液成分を用いる安全な方法です。
歯科ではインプラント等の手術部位に用い歯肉の早期の治癒改善に大きい効果を発揮しています。
日本では16歳以上を適応と考えられていますが、アメリカでは永久歯列完成頃の12歳頃までも対象に行っており、日本でも適応症の広がりが考えられます。
矯正コルチコトミー手術法はいろいろありますが、当院ではできるだけ患者さんの負担を軽くするよう努めています。
| 矯正コルチコトミー | 3万5千円〜15万円(税別) |
| 骨補填材 | 3万〜6万円(税別 |
| PRP | 4万5千円(税別) |
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